仕事をせずに今の生活水準を落とさず生活したいと思ったことはありませんか？
そういう生活を目指す人にオススメなのがfat FIRE(ファット ファイア)です。
この記事では以下のことがわかります。
- fat FIREの概要
- fat FIREのメリット・デメリット
- fat FIREが向いている人の特徴
fat FIREとは
fat FIREとはFIREにおける種別のひとつで、生活費のすべてを不労所得でまかなうFIREです。
fat FIREの資産形成と運用はFIREの基本と同じで、年間支出の25倍の資産を貯めた後、それを年4％の利益が出るように運用します。
運用で得た利益を1年に一回切り崩して1年間生活する、を繰り返すのが一般的です。
fat FIREのメリット
好きなことを満足いくまでやれる
生活費のすべてを不労所得でまかなうため、生活のために働く必要がありません。
今まで働いていた時間を好きなこと・やりたいことに際限なく使えます。
今までの生活レベルを維持できる
リタイア後も生活レベルを下げることは不要です。
浪費しすぎないように注意しなけばなりませんが、過度な節約は必要ありません。
今までどおりに趣味や娯楽にお金を使って生活ができます。
fat FIREのデメリット
目標の資産額がとても大きい
生活レベルを維持したまま不労所得のみで生活するため、FIRE達成のために貯める資産額がとてつもない大きさなります。
25年の生活費と運用が上手くいかなかったときのリスクを考えると、1億円以上は必要になるでしょう。
FIREが破綻したときのリカバリーが難しい
FIRE達成後でも、物価の上昇や、事故・病気による突然の出費などの影響で運用益のみでは生活レベルを維持できなくなる可能性があります。
こうなると不労所得で足りない分を補填する必要があるのですが、FIRE中は基本的に無職なため再就職などして労働収入を得ることが難しくなります。
予備費を多めに持っておいたり定期的に働いたりして、無職の期間を作らない（長くしない）ような対策を取ると安心です。
fat FIREが向いている人の特徴
働きたくない気持ちが強い人
働きたくないという気持ちが強い人は、その気持ちがFIRE達成の原動力になります。
とてつもなく大きい資産の構築を挫折することなく続けられるでしょう。
好きなことを納得いくまでやりたい人
fat FIREはFIREの中で唯一時間とお金に余裕があるFIREです。
好きなことを納得いくまでやるには時間とお金の両方が必要になる場合が多いため、fat FIREがオススメです。
おわりに
fat FIREはお金と時間の両方を兼ね備えており、まさに理想のFIREの形です。
しかし、早期リタイアを目指していたのにFIRE達成が定年後になっては元も子もありません。
難しそうであれば他のFIRE（Side FIRE, Lean FIRE）を検討するのも良いでしょう。
Follow me!
コメント