【働かないで生きていく】FIREとは何か?メリット・デメリットを解説

FIRE

FIREとは?

FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取った略語で、経済的な独立を達成して、定年よりも早く退職する試みの総称。

FIREのFI(Financial Independence)は雇用や他人に依存することなく、人生の生活費を賄うのに十分な収入がある状態を表します。
RE(Retire Early)は文字通り早期退職を意味します。

FIREのメリット

働かなくてよい

雇用や他人に依存しない収入で生活をするので、「働かない」という選択肢が取れるようになります。

もちろん働いてもよいです。
生活のための仕事ではないので、やってみたかった仕事に就くこともできます。

好きなだけやりたいことをできる

やりたかったことに時間の制限なしにやりたいだけ取り組めます。

世界一周旅行のような長期間かかることもできますし、どこに住むのも自由なので海外移住だって可能です。

ストレスがなくなる

仕事をしていたときにかかっていたストレスにおさらばができます。

「成長のためには多少のストレスは必要」という話もありますが、ストレスなんてないほうがいいです。精神衛生上よくない。

成長のためのストレスは自分の好きなタイミングでかければ問題ないでしょう。

FIREのデメリット

破綻のリスクがある

世界は何が起こるか分からないものです。

  • 急激な物価上昇
  • 事故・病気・両親の介護など想定外の出費
  • 税金・保険料の増額

上記のような変化が起こるとFIREが立ち行かなくなり、生活ができなくなる危険性があります。
対策として生活費3年分くらいの余剰資金を蓄えておきましょう。

社会とのつながりが無くなる

人によっては仕事を辞めることで人とのつながりが無くなり、ひいては社会とのつながりが無くなってしまいます。

興味のあるコミュニティに入るなど、FIRE後に孤独になってしまわぬよう対策をしておくと良いでしょう。

達成までの道のりが長い

後述しますがFIREの達成には「年間支出の25倍の資産を貯める」必要があります。

よほどの高年収の方でなければ達成までに長い年月が必要になります。

FIREを達成するには?

FIREの達成方法は

  • 年間支出の25倍の資産を貯めること
  • 貯めた資産を年4%の利益が出るように運用すること

の二つです。資産を貯める方法は人それぞれですが、収入のほとんどを投資に回して貯めながら増やすことが基本です。

FIREの種類と特徴

FIRE後の生活スタイルの違いで以下のように呼び方が分かれています。

  • fat FIRE:働かずに不労所得のみで現在と同等レベルの生活をする
  • Side( Barista ) FIRE:不労所得で賄えない分を労働所得で補填して、現在と同等レベルの生活をする
  • Lean FIRE:少ない不労所得のみで生活できるように、生活レベルを極限まで落として暮らす

価値観はひとりひとり違います。
自分に合ったFIREの形を目標にし、達成に向けて粛々と積み上げていきましょう。

おわりに

FIREというものは何なのかを簡単に書かせていただきました。
決して万能ではないですが、「働かない生き方」の一つの解だと私は思います。
興味を持った方は目指してみてはいかがでしょうか。

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